「僕らはみんな田西君だ」※田西君ファンは絶対に読まないでください
【※今回の記事は現代社会に疲れた皆さんの心の傷を抉ってしまう可能性があります。】
【 途中で読むのがつらくなった時は無理をせず、ページを閉じてください。】
【 あと田西君ファンの方はみない方がいいです。】
こんばんは!ななきれです!
気が付くともう6月も終わりですね!
今年に新社会人となった皆さんも、仕事に慣れ始めた頃でしょうか?
ななきれは毎日暑い中、頑張って出勤する皆さんを応援しております!!
さて、皆さんに質問です。
田西君は好きですか??????
・・・・・・・・・・・・・・・。
なるほどなるほど。
僕は大好きです。
というのも、僕らはみんな、田西君なんですよ。はい。わけがわからないですよね。
だって田西君といえば、ポケ7で濃厚マニアキャラとして登場して以来、
ポケ主人公達に接近するたびにやる気を下げてくる迷惑キャラですものね。
わけのわからない言語を大声で叫びながらガチャガチャをしたり、
電車でモンハン始めて操作音でストレス与えてきたり、
現実にいたらまあクズでしょうね。
田西君ファンの皆さんごめんなさい。ほんとここから先は読まない方がいいですよ!
もちろん、12では仲間として登場し、電脳世界で主人公を助けてくれたりもします。
ですがポケ12本編でも記述があったように、
電脳世界での田西君は「田西君が本当はなりたかった理想の自分」なんです。
あれは本当の田西君ではないんです。
あくまで田西君の本質とは、
小学生も並ぶガチャガチャを一人で占領したり、
欲しいおもちゃを特定するためにサーチ行為をしお店に迷惑をかけたりする、
利己的で独善的な人間なんです。
ポケ14のイベントでもその側面が顕著になっていましたね・・・。
まあここまで田西君を酷評しておいてあれなんですけど、
僕は本当に田西君が大好きです。
では、今回のタイトルにもあるように
「僕らはみんな田西君だ」と言い切れるほどの感情移入ポイントが
田西君のどこにあると思っているのか?
それを説明したいと思います。
田西君がネットでは理想の自分を演じていることは本編で語られましたが、
それは現実世界で、本当の自分をさらけ出せていないからですよね。
では、僕らはどうなのでしょう。
あなたは、現実世界で本当の自分を100%さらけ出せていますか?
まあ、中々そんな人はいないとは思いますが。
では言い方を変えます。
言いたいことも言えずに、本当の気持ちを仕舞い込んではいませんか?
「この人は嫌いだ」と思っているのに、場を取り繕うために笑顔で接してはしませんか?
本当は行きたくない会社の行事に、皆が参加しているからと嫌々参加してはいませんか?
というかもう仕事自体行きたくないのに、辞めたいことを言い出せず身も心もボロボロになりながら出勤していませんか?
多かれ少なかれ、誰にでもそんな経験があると思います。
そんな僕たちと田西君、程度の差はあれど何が違うというのでしょうか。
田西君はやるせない現状を変えたくて、命をかけた戦いに挑みます。
そこで田西君は自分自身を変えるきっかけを得たにも関わらず、
ポケ14ではそのこともすっかり忘れていた様子でした。
彼は何も変われなかったのです。
でもきっと、僕たちだってそうではないでしょうか?
人はきっと、そう簡単に変わることはできないんです。
そんなに強くはないんです。
だから僕は、そんな弱い田西君が大好きです。
僕らはみんな田西君だ。